4歳娘にプレゼントした「ピクミン4」について、ピクミンの大ファンで、ピクミンシリーズを全てプレイしている私(40代男性)が、親目線で評価した感想をレポートします。
娘は「ピクミン4」で遊んでいるうちにどんどんピクミンが好きになり、ゲーム棚にあった前作「ピクミン3」を見つけ出して「やりたい!」というので、「ピクミン3」も一緒に遊びました。
ですので、「ピクミン3」と「ピクミン4」と比較しながら紹介したいと思います。
ちなみに、4歳の娘はほとんど「ひらがな」は読めませんが、「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」「スプラトゥーン3」「星のカービィ ディスカバリー」など最近のNintendoゲームは一通りSwitchで遊べます。
- こどもにピクミン3よりピクミン4をオススメする理由
- こどもにオススメなカイハツとオッチン訓練スキル
- ピクミン4の注意点とデメリット
- まとめ:「ピクミン4」はステージクリアも簡単で、「イメトレ」「イメチェン」も楽しいのでオススメです
こどもにピクミン3よりピクミン4をオススメする理由
親目線でいう評価ポイントは↓
- 手離れがよい →親がこどもを手伝わなくても、泣かずに楽しめる
- 飽きずに長く遊んでくれる →コストパフォーマンスよし!
- オッチンがかわいいので、こどものモチベーションに繋がる
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ピクミン4で初登場のパートナー、救助犬「オッチン」ですが、丸みのある見た目と子犬らしい高い鳴き声もかわいいので娘はお気に入りです♪
「ピクミン4」のことを、娘は「オッチンのゲーム」とも呼んでいます。
- オッチンがとにかく強いので安心♪ →親が手伝わなくてよい
- オッチンがいるときに「X」長押しして離すと「トッシン」攻撃してくれるのですが、このトッシン(突進)がとても強力です。
大きな敵や強い敵も、敵の弱点の目玉や敵の後ろからトッシンすると、簡単に敵を倒してくれますから、「お尻にトッシン」の操作を早めにこどもに教えましょう。
- ストーリーが長く、寄り道要素も多いので長く遊べる →コストパフォーマンスが良い
- ピクミン3はステージ数が少なく、クリアまで一本道な印象ですが、ピクミン4はステージ数が多めです。
また、ステージの合間に毎回訪れるキャンプ村(拠点)では、買い物やサイドストーリーの「オリマー遭難記」もできるので、寄り道要素も多く、娘も飽きずに長く遊べます。
ピクミン3でもサイドストーリーや生物図鑑などのモードもありましたが、メニューからメニューを選択しなければならないので、ひらがなが読めない娘には選ぶのが難しいですし、メニューは見た目が無機質です。
「ピクミン4」では、キャンプ(拠点)にいる仲間や助けたキャラに「A」ボタンで話しかけると寄り道で遊べるので、キャラの顔や場所を覚えればよく、4歳の娘でも遊べますし、人との会話で展開が進んでいくのであたたかみがあります。
- 主人公を見た目をカスタマイズできるので愛着が湧く。ゲーム中の着せ替えだけでも楽しめる
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ピクミン3では操作できる3人のキャラクターは固定でした。
ピクミン4では名前も顔のパーツ、肌の色、髪型、髪の色、体型、服の色などの見た目もカスタマイズできます。
12人目の遭難者であるプデルさんを救出すると、あとからでも見た目が変更できる「イメチェン」が追加され、レスキューキャンプでプデルさんに話しかけると変更できるようになります。
はじめは娘が好きなピンクで髪も服も統一し、小さな体型を選んで遊んでいましたが、カスマイズができるようになってからは、キャンプにいる他のキャラクターと同じ格好を選んで「同じでしょ?」と私に自慢しにきますw パズル感覚なのでしょうか。
- 原生生物図鑑でピクミンが減るリスクなしで何度でも遊べる(トレーニングモード)
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ピクミン4では、ステージ「ひだまりの庭」でダルメッシュさんを助けてからレスキューキャンプで話しかけると「原生生物図鑑」が見れるようになります。
その後、出会った敵が生物図鑑に登録されていくのですが、ここでは無限にアイテムを使ったり、無限にピクミンを投げられる「イメトレ」ができます。
アイテムもピクミンも減らないので、ピクピクニンジンを敵に食べさせてしびれさせたり、氷ピクミンをたくさん投げて敵を凍らせたり、、、
アイテムもピクミンも減るリスクがないので、ボスキャラ相手に自由に遊んでいます♪
- ピクミンが沢山やられてしまっても「時間を巻き戻し」で少し前からやり直せる
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操作がうまくいかず、ピクミンがたくさん溺れてしまったり、大きな敵にいっぱい食べられてしまうと、4歳の娘は悲しくて悔しくて泣いてしまうこともありました。
そんなときは、マイナスボタンから「時間を巻き戻す」を選ぶと、洞窟に入った直後など数分単位でちょっと前の状態を戻すことができるので、ピクミンがやられる前に戻すことができます。
ステージをはじめからやり直す必要がないので便利な機能です♪
- 操作できるキャラクターが2択なのでシンプルで簡単。普通にクリアするならば、地道にオタカラを集めていけばクリアできる
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ピクミン4の操作キャラクターは主人公とオッチンの2人の切り替えだけです。
切り替えた方が効率的にオタカラやフルーツを運べますが、操作キャラを切り替えなくても、だいたいはクリアはできる印象です。
対して、ピクミン3では、3人のキャラをココで必ず切り替え、正しく段取りしないとクリアできないという難易度の高さと一本道感がありました。
- 2P(親)がピクミンが減るリスクなしでサポートできる無敵の「石つぶて」
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ピクミン4での2Pは、画面分割でキャラクターを操作するのではなく、Lレバーで狙ったところに石やアイテムを投げてサポートします。
アイテム数は限度がありますが、石は無限に投げることができ、操作キャラクターがいないので体力もなく、無敵ですからリスクなくサポートできます。
2Pの石つぶてで遠くの敵を先に倒したり、時間のかかるゲキカラの実に当てて落としたりできますし、この石で意外とボスキャラの体力も減らせるんです♪
こどもが自分でできた喜びや感動を味わてもらうため、おいしいところは娘に残す。そんな涙ぐましいサポートができますw
とはいえ、上述のとおり4歳の娘でも簡単にプレイできるので、2Pで石つぶてサポートしなくても、ほとんど娘一人で遊んでいました。
- ステージに進捗がなくてもゲームオーバーにならないので、のんびりプレイできる
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ピクミン3では、キャラクターたちの食料であるフルーツがプレイごとに食べて減っていくので、食料を確保しないとゲームオーバーになってしまいます。
ゲームオーバーになったとしても、はじめからやりなおすことまではないのですが、エリア選択に戻らなければならなかったり、「ステージに入ったら食べ物を集めないと!」と気持ち的にも焦ります。
ピクミン4では、そういった制限はないので、極端な話、ステージに入って何もせずに終えても何のリスクもありません。
ですから、クリアに向けてステージを進めなくても、キャンプ(拠点)でのんびり寄り道して遊んでいてもよいのです。
- 現実時間で約15分ごとに区切りがあるので、用事があっても中断しやすい
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ピクミン4のステージ(探索)は、現実時間で約15分ごとに区切りがあり、キャンプ村に戻る必要があるので、キリよく予定が立てやすいです。
「そろそろご飯だから、あと1回でお終いよ」と娘に言いやすいし、言うことも聞いてくれる。
15分経つ間に、中間チャイムやカウントダウンもあるので、娘も気持ち的に整理もしやすいと思います。
ちなみに、ピクミン3では現実時間で約20分区切りでした。
こどもにオススメなカイハツとオッチン訓練スキル
こどもにオススメのカイハツ
- ダッシュブーツ ★★★★★
主人公キャラの移動が速くなります。ステージ探索のスピードがあがるというよりは、嫌な敵から逃げやすいようにw - トツゲキ笛 ★★★★★
隊列にいるピクミンをまとめて突撃できるようになります。敵の背後から突撃でだいたいの敵は倒せます。 - ホームシック笛 ★★★★★
はぐれたピクミンを安全な拠点に集められる。タイムアップによるピクミンの置いてけぼりを防止できます。 - ライフパック ★★★★☆
主人公キャラの体力アップ。敵の攻撃をうけてもやられにくくなるので、こどもにオススメです。 - ライフパック(オッチン) ★★★☆☆
オッチンの体力アップ。オッチンは強いのでやられにくいし、やられてもしばらく経てば復活できるので、主人公キャラの二の次でよい。 - ヘッドランプ ★★☆☆☆
こどもが暗い洞窟内の探索を怖がるなら、広範囲が明るくなるのでオススメです。 - みまわしドローン ★☆☆☆☆
ステージ全体を上から見れるので作戦が立てやすい。私自身はあまり使う機会はありませんでしたが、空中から空を飛ぶようにステージ全体を眺めること自体が、娘にとっては楽しいようです♪
こどもにオススメのオッチン訓練スキル
- トッシン ★★★★★
ただでさえ強力なオッチンの突進攻撃の攻撃速度や攻撃力が上がるので、兎にも角にも最優先で上げます!
強い敵に出逢っても、子どもがつまづいて親が手伝うことも減るでしょう。 - ホリホリ ★★★★☆
オッチンに地中に埋まったオタカラを掘り出せる能力が追加されます。
オッチンにお願いできることが増えるので、選択肢が増えて楽しくなるでしょうから、こども向けにはカイリキよりオススメです。 - カイリキ ★★★☆☆
オッチン1匹で大きなものが運べるようになるので、効率的にステージクリアできます。
ピクミン4の注意点とデメリット
大きな敵が強くて倒せない
パートナーである犬「オッチン」は非常に優秀で強いので、敵の後ろから近づいて「お尻にオッチンで突撃」の操作を教えましょう。
オッチンがいるときに「X」長押しです。
また、ピクミンを一斉に突撃することができる「トツゲキ笛」もはやめにカイハツして操作をこどもに教えておきましょう。
ピクミンが沢山やられると悔しくて悲しくて泣く
予想外にピクミンが大量に溺れてしまったり、大きな敵にに沢山食べられてしまったり、ステージにピクミンを置いてけぼりにしてしまうと、娘は泣いてしまいました。
対策としては、はやめに「時間を巻き戻す」操作(マイナスボタンを押して選ぶだけ)をこどもに教えておくことと、はぐれて迷子になったピクミンを拠点に呼び寄せる「ホームシック笛」をはやめにカイハツし、使い方を教えておくことです。
暗いステージが怖いのでやりたがらない
レスキューキャンプで「カイハツ」できる「ヘッドランプ」をつくっておくと、暗い洞窟内でも広い範囲が明るくなるのでオススメです。
オッチンの訓練スキルを覚えない、便利なアイテムを買わない or 非効率に装備やアイテムを買ってしまいジリ貧になる
こどもがアイテム売り場である「カイハツ」に気づかなかったり、余計なアイテムを買ってしまったりすることもあるので、はじめのほうだけは、親が代わりにカイハツ(買い物)やオッチンの訓練をしてあげたほうがよいと思います。
まとめ:「ピクミン4」はステージクリアも簡単で、「イメトレ」「イメチェン」も楽しいのでオススメです
ピクミンシリーズはけっこう知恵を使うので、「ピクミン4」は4歳の娘が一人でプレイするには難しく、私が手伝う必要もありそうだし、すぐに頓挫してしまうと思っていましたが、私が思った以上に長く遊んでいますし、はじめに操作を教える以外はほとんど手伝う必要もありません。
4歳の娘は全ステージクリアはあまり気にせず、倒した敵と何度も戦える生物図鑑の練習モード「イメトレ」や主人公の顔の変更や着せ替えができる「イメチェン」も楽しみながら、万遍なく遊んでいます。
大前提として、私はピクミンがやりたい理由でゲーム機を買うほどピクミンファンなので、もちろん「ピクミン3」は「ピクミン3」なりの良さがあって好きです。
ただ、4歳の女の子にプレゼントするならば、「ピクミン4」の方が、放っておいてもテンポよく長く遊んでくれるのでオススメです!
トッシンが当たった時の音も爽快で、ボーリングでストライクをとったときのような「カンッ」という爽快な音がします♪